PRODUCTION MANAGEMENT SYSTEM

生産管理システム

食品・機械量産・個別受注。3つの生産形態それぞれの管理の重点に合わせて構成します。

課題

製造の情報が、システムの外側に残っている

 

ISSUE 01 / 進捗

いま何がどこまで進んだか、聞かないと分からない

工程の着手・完了が紙とExcelに散り、納期回答は担当者への確認待ち。構成品の遅れが上位の日程に反映されない。

ISSUE 02 / 原価

採算が、締めが終わるまで見えない

想定原価と実際に投入した材料費・工数が別管理。赤字品目・赤字案件の把握が事後になり、設備費や外注費の内訳も分解できない。

ISSUE 03 / 品質・トレース

材料ロットと製品の対応が追えない

不具合や回収の判断時に、どの仕入ロットがどの出荷先まで流れたかを紙から遡ることになり、影響範囲の特定に数日を要する。

ISSUE 04 / 調達・外注

不足材料と外注残が一覧化されていない

これから足りなくなる材料も、納期が遅れている外注先も、都度の問い合わせと在庫表の目視で判断している。

生産形態別の適合

生産形態ごとに、管理の重点が異なる

 
  食品 機械量産 個別受注
生産の起点 生産計画(見込生産)/日次・週次の繰返指図 内示・所要計画/ロットサイズ単位の繰返指図 受注1件=1案件/受注伝票に紐付いた指図
構成(BOM) 配合中心・浅い階層。歩留率が原価を左右 2〜3階層で固定。世代管理で設計変更に追従 案件ごとに多段・可変。最大10階層を一括展開
ロットの意味 賞味期限・製造年月日を保持。出荷先追跡が必須 製造ロット単位の品質記録。不具合時の範囲特定 1台=1ロットに近い。号機・製番での識別
原価の見方 月次の実際原価と歩留差異。商品別の単価推移 標準と実際の差異分析。設備賃率を含む5費目 案件単位の予実(計画原価)。仕掛品残高の把握
重点機能 ロットトレース/受入・出荷検査/賞味期限管理 工程実績/実際原価・差異分析/部門損益突合 多段BOM/計画原価/外注管理/図面連携

形態の違いは、マスタの設定内容・運用手順・主に使う画面と帳票の違いとして構成します。

標準業務フロー

指図から原価確定までの流れ

 
01
製造指図
構成を展開し、材料明細と工程明細を生成
02
材料引当
在庫ロットを指図に確保。受注引当と共通の残数で判定
03
材料払出
出庫と同時に払出単価を確定保存。実際材料費の源泉
04
工程実績
段取・加工・機械時間と良品/不良数量を記録
05
完成入庫
製品ロットを生成。分割完成にも対応
06
月次原価計算
実際原価と差異を確定。未完成分は仕掛として繰越

計画原価

指図確定時に、5費目を算定して固定する

 
材料費 = Σ(所要数量 × 標準原価単価)
労務費 = Σ((段取時間+加工時間)× 作業者賃率)
設備費 = Σ(加工時間 × 設備賃率)
外注費 = Σ(加工賃単価 × 指図数量)
経 費 = (労務費+設備費)× 経費配賦率
──────────────
計画原価 = 上記5費目の合計
単 価 = 計画原価 ÷ 指図数量
  • 賃率・設備賃率・配賦率・加工賃単価は指図確定時の値を保存。マスタ改定後も過去の原価は動きません。
  • 材料未登録・賃率未設定による0円の確定はブロックします。
  • 実際原価も同じ5費目で集計し、差異を費目別に提示。未完成分は仕掛として繰り越します。
  • 初期は部署別一律の賃率で開始し、工程実績の蓄積後に工程別へ分解します。

実画面

形態ごとの代表画面

 
ロットトレース照会
ロットトレース照会(食品)
原料ロットを起点に、払出・完成・移動・出荷までの経路を階層表示。得意先別の出荷数量も集計。
工程進捗照会
工程進捗照会(機械量産)
工程別に標準時間・実績時間・差異時間と良品/不良数量を並べて表示。未完了のみに絞り込み可。
指図ツリー照会
指図ツリー照会(個別受注)
最上位指図から子指図までを階層表示。階層別の払出進捗率と完成予定日を並べ、遅延を色で示します。

導入ステップ

3段階に分けて、使いながら広げる

 

STEP 1 / 基盤

製造指図と多段BOM展開/材料引当・払出/完成入庫(ロット生成)/外注依頼・外注残/計画原価5費目の確定/製造指図書の発行

STEP 2 / 原価

工程実績の入力/工程進捗照会/月次の実際原価計算/5費目の差異分析/製造原価一覧表・差異分析表/締め・締取消

STEP 3 / 分析・品質・図面

仕掛品残高・部門損益突合/原価乖離チェック/ロットトレース(正・逆)/発注検討リスト/受入・工程・出荷検査/図面連携

製造の実態を数字にし、判断を締めより前へ。

既存の販売・在庫システムはそのまま活かし、製造領域だけを段階的に追加できます。まずは生産形態と現場の運用をお聞かせください。

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